[iClone] iCloneキャラをUnity 5で使用する (3) ~ Persona

iCloneには、Contentライブラリやユーザー作成モーションとは別に、キャラクターデータに組み込まれているモーションライブラリがあります。

それがPersona(ペルソナ)です。

今回はAnimationの予備知識として、Personaについて学びます。


Personaはすべてのキャラクターが持っているというわけではありません。

まず任意のキャラクターをシーンに配置し、そのキャラクターを選択します。
キャラクターの選択は、シーンパネルで選ぶか、ショートカットの”Q”キーで選択カーソルにしてビューポートでキャラクターをクリックしてください。

キャラクターを選択状態にしたら、ビューポート上でマウスを右クリックしてみましょう。

Personaを持たないキャラクターの場合、Personaメニューの中には”Import Persona”しかありませんが、Personaを持つキャラクターの場合は、このようにいくつかのメニューが増えています。


Personaにどのようなモーションが組み込まれているかはキャラクターによって異なります。
このキャラクターの場合は、その場で動作するPerformと移動動作のMoveに、このようなモーションが入っています。

これらPersonaのモーションを選択すると、Contentライブラリから追加するのと同様に、タイムラインに貼り付けることができます。


Personaの構成の変更や新規のPersona作成は、3DXChangeでできます。

目的のモーションをMotion LibraryにImportし、Add to PerformでPerform Editorのリストに加えます。順序を入れ替えたい場合はMove UpかMove Downを使います。

これをiAvatar形式で出力してiCloneで取り込むと、Personaのモーションデータに反映されていることが分かります。


Personaを持つキャラクターから”Export Persona”でPersonaファイル(luaファイル)を出力して、Personaを持たない別のキャラクターで”Import Persona”で読み込むこともできます。

たとえば、異なるキャラクターで共通のAnimationをさせたい場合などに便利です。
体型や性別が違っていても、ベースとなるRigの構成が同じであれば基本的には流用できます。


PersonaのモーションライブラリにはAnimationデータの実態は格納されておらず、モーションファイルのパスが書かれているだけです。

そのため元のモーションファイルを削除するとAnimationが再生できずにエラーとなりますし、元のモーションファイルの動作を変更するとPersonaのAnimationにも反映されてしまいますので注意してください。


Personaは、格闘ゲームやアクションゲームのAnimation管理に便利です。
使い方も簡単ですので、一度は試してみてください。

順序が入れ替わってしまいましたが、モーション(Animation)編集についての解説は次回、掲載する予定です。